30代から声優を目指すなら養成所はココ!週一日、土日でも通える!

「声優になりたいけど、30代からじゃ無理かな・・・・」
「30代からでも声優になれるのかな・・・?」

30代から声優を目指したいけれど、こんな風に考えて一歩踏み出せずに悩んでいませんか?

もしも、声優になりたいという夢があるのであれば、一度挑戦してみることをおすすめします!
挑戦してみなければ、自分に才能があるのか、声優に向いているのか、そういったことがわかりません。

まず、声優養成所に通い、自分の可能性を模索してみてはいかがでしょうか。

30代であれば、正社員として働いている人が多いと思います。
その場合は、働きながら、週1日で無理なく通える声優養成所へ通いましょう。

今回は週1日、土日からでも通える、30代の人におすすめの専門スクール声優養成所を紹介していきます。

目次

総合学園ヒューマンアカデミー

総合学園ヒューマンアカデミーは社会人・フリーター・学生のための専門スクールです。

受付対象年齢に制限はありません。
どの年代からでも声優に挑戦できるのが総合学園ヒューマンアカデミーの強みです。

声優事務所に直結している養成所ではありませんが、年間160以上の学内オーディションで声優事務所へ所属のチャンスが数多くあります。

アフレコ・ボーカル・ナレーション・演技など、声優に必要なスキルを身につけながら、自分の個性に合う声優事務所を探すことができます。

ヒューマンアカデミーでは自分のスキルや個性、目標によって科目を選択します。
自分に合った科目を選べるので、効率よく時間を使い、現役プロ講師からしっかり学び、上達を目指します。

夜間・週末コースでは、週に1回2時間から通学可能なので、ライフスタイルを変えずに学べます。

声優としてスタートを切るためには事務所への所属が必須です。
声優に必要なスキルを学びながら、年間160以上の学内オーディションで声優事務所への所属を掴みましょう!

少しでも気になる場合は資料請求をして詳細を確認してみましょう。
また、ヒューマンアカデミーの担当者は優しく丁寧に教えてくれますので、不明点は気軽に問い合わせてみてください。

入学時期も4月だけではなく秋入学も可能です。
定員に空きがあるかどうかは年度によりますので状況だけでも確認してみましょう。

日本ナレーション演技研究所(通称日ナレ)

日本ナレーション演技研究所(通称日ナレ)は、株式会社アーツビジョン、株式会社アイムエンタープライズ、株式会社ヴィムスなど、大手声優事務所に直結しています。

未経験の初心者から入所可能な声優養成所です。
受付対象年齢は、中学3年生以上、35歳までとなっています。

週1回の演技レッスンで、仕事をしながら、学校に通いながらでも、声優・俳優・ナレーターをめざしていけるようなレッスンシステムが組まれています。
日ナレは、基礎からしっかりと学びたい人に、もっともおすすめの声優養成所です。

土曜、日曜、夜間にもクラスが開設されているので、自分の都合がいい時間帯で通うことが可能です。
クラスは「基礎科(初級)」「本科(中級)」「研修科(上級)」が用意されており、実力に合わせてステップアップしていくことができます。

各クラスレッスン概要
基礎科ストレッチ・発声・滑舌・腹式呼吸・朗読・セリフ・エチュード基礎演技など
本 科表現力・創造力を高めるためのレッスン。舞台台本などを使用したレッスンなど
研修科プロの心構え、舞台台本を使用したレッスン、アフレコ実習。ラジオドラマ制作の形式を取り入れたレッスンなど

また、1年に1回、関連会社オーディションが開催され、株式会社アーツビジョンなどのグループプロダクションへ所属するチャンスがあります。
「基礎科」「本科」「研修科」のどこのクラスからでも関連オーディションへ進むことができるのが日ナレの特徴であり、魅力です。

年間のレッスン受講状況や、進級審査の結果などを踏まえ、関連オーディションの進出者が決定されます。
基礎科からグループプロダクションへ所属した実績もあるので必死に頑張りましょう!

ただし、日ナレは生徒数がとても多いので、関連オーディションに進むだけでも相当な狭き門だと認識しておきましょう。

週1回のレッスンで、大手事務所に所属するチャンスが毎年あるのは日ナレの最大の魅力です。

俳協ボイス

俳協ボイスは、大手声優事務所 俳協(東京俳優生活協同組合)に直結している声優養成所です。

応募資格は、16歳〜38歳までの心身共に健康な男女となっています。

俳協ボイスの特徴は、6カ月の勉強期間です。
6か月間のスタンダードクラス修了後、審査を行い、選抜された生徒だけが次のアドバンスクラスへと進級できます。

他の養成所と違い、半年で査定がされ、選抜に残ることができなければ、そこで終了となります。

俳協ボイスは未経験からでも入所可能な声優養成所ですが、半年間という短い期間で結果を残さなければなりません。
毎回のレッスンが大事であることはもちろんですが、レッスン以外の時間をどう過ごすのかがとても重要になってきます。

スタンダードクラスは週1日3時間の演技レッスンで構成されています。
発声・滑舌から基礎演技・ナレーション・語りなど、声優として必要な土台作りを目指したレッスンが受けられます。

スタンダードクラス修了後、合格者は、さらに半年間アドバンスクラスでレッスンを受けます。
アドバンスクラス修了時には俳協の所属オーディションを受けることができ、合格者は俳協に所属することができます。

年度によって変わるかもしれませんが、現在アドバンスクラスは、平日の夜にレッスンが行われています。
社会人の方は厳しいかもしれませんが、半年間なので、仕事を辞めずに通えるように何とかやりくりしてみましょう。

家庭の事情や、通院という理由で、半年間は同じ曜日に半休を使わせてもらうなど、嫌な思いはするかもしれませんが、半年間と割り切って頑張りましょう。

アドバンスクラスに残れたということは、実力的にもあと少しで所属になれるレベルです。
セリフやナレーション、アニメ・外画のアテレコなど現場に近いレッスンも受けられますので精一杯頑張りましょう。

HPでも案内がされていますが、未経験の方が俳協所属になった事例も多数あります。

プロ・フィット 声優養成所

プロ・フィット 声優養成所は、リンク・プランに直結している声優養成所です。

受験資格は中学校卒業見込み以上の方となっており、年齢制限はありません。

「基礎科」と「本科」がありますが、
「本科」を希望して受験することを強くおすすめします。
本科に落ちた場合に基礎科を希望しましょう。

受験倍率がとても高い養成所なので、絶対にプロの声優になるんだという強い意志で受験してください。
合格することができれば、現役のディレクター(音響監督)による質の高いレッスンを受けることができます。

レッスンは週1日2時間で勉強期間は1年間となっています。
1年後にプロフィットの所属オーディションを受け、合格できれば所属となります。

期間レッスン概要
上期アニメ・洋画のスタジオに入るまでの準備から、台本の内容理解、チェック法等。
マイク前の動き、口パクや息づかい、吹き出しについての授業。
発声等の基礎力やナレーションの読み方など。
下期現場に近いスピードと緊張感の中での実践方式によるアニメ・洋画のアテレコ。
スタジオを使ってボイスサンプル収録も行います。

本科生は勉強期間中にもアニメなどへの出演・オーディションのチャンスがあります。
出演実績は今までで150作品以上あるとのことです。

プロ・フィット 声優養成所は本科に入ることができれば、10~50%の人が所属できる可能性あります。
そして、年齢というのは技術ではない一つの才能(力)だと考えてくれている数少ない声優事務所です。

本科に入ることは難しいですが、プロの声優になりたいのであれば、臆することなく挑戦してみましょう。

ケンユウオフィス付属養成所「talk back」

ケンユウオフィス付属養成所「talk back」は、ケンユウオフィスに直結している声優養成所です。

ケンユウオフィス付属養成所「talk back」は、ケンユウオフィスに直結している声優養成所です。

代表取締役は堀内賢雄さんです。
応募資格は、心身ともに健全な男女となっており、年齢制限はありません。

「本科→研修科→預かり生」というように進級審査を受けて段階的に学んでいくシステムになっています。

飛び級制度もあり、預かり生になることができれば、ケンユウオフィスのマネージメントを受け、プロとしてデビューできます。
そして、「預かり生」の中で、プロとして活躍できると判断された場合、ケンユウオフィスの所属となることができます。

「本科」「研修科」は週2回で、1回のレッスンは2時間です。
土日クラスもあるので社会人の人も受けやすくなっています。

ただ、研修科については年に2、3回の舞台発表会を行うということなので、土日だけで参加できるのかは事前に確認することをおすすめします。

そして、預かり生についてはレッスンの曜日や、時間についてHPで触れられていないので、所属を目指すなら入所前に問い合わせをしてみましょう。

各クラスレッスン概要
本科・言葉、セリフを喋るための呼吸・発声・発音・滑舌等の基礎訓練
・役者としての身体づくり
・シアターゲーム(コミュニケーション・協調・意識の集中や分散)
・感情の解放と表現
・作品の解釈(読解力・理解力)
・エチュード(即興劇)
・シーンスタディ(発表会)
・朗読
・ナレーション
研修科〇舞台
年に2~3回の発表会を行います。
学内発表会では講師や他のクラスの生徒・本科生に見てもらいます。
発表会の内容はその年その年のクラスの様子を見て講師が決定いたします。
〇アフレコ
マイク前での表現に徹底的にこだわっていきます。
外画・アニメのアフレコなど様々な作品を通して、役作りの仕方、マイクの使い方、声の表現などを探求します。

30代から声優を目指すときの注意点

30代から声優を目指すなら無理はしないこと

30代であれば、社会人で正社員として生計を立てている人が多いと思います。
その場合は、仕事を辞めずに、その生活を維持しながら無理のない範囲で、プロの声優を目指しましょう。

プロの声優になりたいなら、今の生活を捨てなければいけないと考える人もいると思います。

しかし、社会人として普通に生活できる収入があるのであれば、そこに何としてもしがみつきながら、プロの声優を目指しましょう。

仕事を辞める時は、プロの声優になり、レギュラーなどで、毎週休まなければならないなど、仕事が継続することが困難になった場合のみとしてください。

それまでは、体調不良の突発休や有休休暇で乗り切りましょう。

ハッキリ言って声優を目指すというのは博打に近いです。

年齢が若ければ若いほどリスクは低くなりますが、30代からすべてをかけるにはあまりにもリスクが高すぎます。

なので、今の生活を維持しつつ、最大限プロの声優になるために努力してください。

信頼できる声優事務所の声優養成所に通う

30代から声優を目指す人は、できるだけ早くプロになり、現場に出たいと考えるはずです。
その目標を実現するためには、信頼できる声優事務所の声優養成所に通う必要があります。

世の中には数多くの声優養成所があります。
実際、この記事で紹介した声優養成所以外にも、30代から入所可能なところはあります。

本当に信頼できる声優養成所なのかというのは、慎重に判断しなければなりません。
今回この記事で紹介した声優養成所は、すべて信頼できる声優事務所に直結している声優養成所です。

声優養成所へは声優事務所に所属するために通うと言っても過言ではありません。
どこの声優事務所に所属するかというのは、あなたの声優人生を左右する重要な選択です。

実際に仕事が全くない声優事務所に所属して、何年も棒に振っている声優を、私は何人も知っています。

声優事務所に所属することは困難で高い壁ではありますが、挑戦するのであれば、必ず売れる可能性のある声優事務所の声優養成所に挑戦しましょう。

正しい努力をできるようになろう!

レッスンに週1日しか行けなくて、本当にプロの声優になれるのかと不安になるかもしれません。

しかし、週1日のレッスンでもプロの声優にはなれます。
ただし、それは正しい努力ができる人に限ります。

声優の世界というのは素人がすぐに活躍できるほど甘い世界ではありません。
演技に必要な基礎、技術をきちんと身につけなければなりません。

声優になるためには自主練習を欠かすことはできません。
レッスンで得たヒントや、学んだことを、自主練習できちんと身につけていくのです。

ただし、何も考えずに自主練習をすればいいわけではありません。
努力には正しい努力と正しくない努力というのがあります。

プロの声優になれる人は正しい努力というのができています。
自主練習をしながら自分が正しい努力ができているのか、努力の結果をきちんと評価しながら自主練習を継続しましょう。

努力の仕方を模索し、正しい努力ができるようになることがとても大切です。

30代から声優として売れていくことはできる?

30代から声優として売れていくことはできるか不安な人も多いと思います。

声優として売れていくことは本当に大変です。
若ければ若いほど売れる可能性があることは否定できません。

しかし、30代から声優として売れていくことはできると私は思っています。
なぜなら、私の知り合いでも30代から声優デビューして売れていった人を何人も知っているからです。

一般的に声優というと、知名度がとてつもなく高い人を思い浮かべるでしょう。
山寺宏一さん、大塚明夫さん、林原めぐみさんなど、誰もが知っている声優は超一流で、アニメ、外画、ナレーションなど幅広く活躍している方たちばかりです。

しかし、一般人が知らないだけで、声優として活躍し、声の仕事だけで生活している方は数多くいます。
超有名な声優として売れっ子になることだけを目指すのは、宝くじを当てるようなものです。

きちんと実力をつけ、的確な表現ができるのであれば、30代からでも声優として売れていくことは可能です。

声優の仕事の幅を知ろう

声優というとアニメをイメージする方が多いかもしれません。
しかし、声の仕事には外画の吹き替えや、ナレーションなど幅広く仕事があります。

アニメに関しては若い声優が起用されることが多いのは否定できません。
しかし、外画、ナレーションに関しては、年齢を重ねている方が表現に厚みが出て、重宝されることが実は多いのです。

ギャラの関係で、声の現場には新人を多く起用する傾向にあります。
外画の吹き替えに関しては新人が老け役(40~80代)を演じる機会が実は多いのです。

老け役を10代の声優が演じるよりも30代が演じた方が違和感が少ないのは言うまでもありません。
もちろん、自分の持っている声質や演技の幅にもよりますが、あなたの年齢に合った声優の仕事というのはあるということなのです。

ナレーションに関してもそうです。
落ち着いたナレーションなど年齢からくる表現の厚みが欲しい状況というのは絶対にあります。

声優として豊かな表現力を身につければ、年齢は関係ないのです。

後悔しない声優の目指し方をしよう

30代から声優を目指す人の中には現実的に物事を考えてしまう人もいると思います。

「一番売れる可能性の高い方法は何だろう?」
「30代からアニメは厳しいから、外画に絞ろう!」

30代だからと年齢をデメリットに捉え、こんな風に現実的に考えてはいませんか?

もちろん、自分の特性、特徴を理解し、方向性を考えることはとても大事です。
しかし、本当はアニメに出演したいのに、年齢の事を考えて、違う方向で模索するというのは少し違う気がします。

声優という夢に挑戦するのであれば、妥協することなく、自分の目標に向かって必死に前進しましょう!
年齢ということはいったん忘れ、自分のなりたい、思い描いている声優になれるように努力すべきです。

どんな結果になろうとも、それが後悔しない声優の目指し方です。
30代から声優を目指すなら、常識にとらわれず、夢に向かって邁進しましょう!

最後に

今回は週1日、土日からでも通える、30代の人におすすめの専門スクール・声優養成所を紹介してきました。
30代から声優を目指す場合、通うことができる声優養成所は限られてしまいます。

また、声優養成所のオーディションを受けても、落ちてしまうことがあります。

しかし、一度プロの声優を目指すと決めたのであれば、落ち込まず、この記事で案内した声優養成所を一通り受験してみてください。

そして、受かった声優養成所に通いましょう。
まずは声優になるための第一歩を踏み出すことが大切です。

そして、声優になるために必死に努力しましょう。

ただし、漠然と声優養成所に通っているだけでは絶対にプロの声優にはなれません。
時間を有効活用し、空いた時間で必死に鍛錬をしてください。

仕事をしている時間はどうにもできないので、それ以外の時間をどう使うかがとても大事になってきます。

現在の生活を大事にし、リスクを最小限に抑えながら、精一杯努力してプロの声優を目指しましょう!

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