呼吸筋は声優・俳優・歌手にとってとても大事な筋肉です。
強い声を出すためにも、長台詞をしゃべるためにも、歌を歌うためにも必要な筋肉なので、日頃から鍛えておく必要があります。
しかし、腕立て伏せや、腹筋のように呼吸筋を鍛えられる簡単なトレーニングというのはありません。
トレーニング器具に頼らず、呼吸筋を鍛えるにはジョギングや水泳などの運動をする必要があります。
ジョギング30分や水泳30分など毎日運動をするのはハードルが高く感じますよね。
今回は、そんな人のために簡単に呼吸筋を鍛えることのできるトレーニング器具を紹介します。
パワーブリーズプラスとは
パワーブリーズプラスは1日5分ほどのトレーニングで簡単に呼吸筋(吸気筋)を鍛えることができるトレーニング器具です。
パワーブリーズプラスを使用すると吸気筋の代表的な筋肉である横隔膜を鍛えられます。
この横隔膜は器具を使わなければ部分的に鍛えることがでいないと言っても過言ではありません。
息を吸ったり吐いたりする呼吸は、普段は無意識に行っていますが人間が生きる上で欠かせない重要な動作です。
呼吸筋が衰えると呼吸が浅くなり、少し動いただけで息苦しさを感じます。
呼吸筋を鍛え、より深い呼吸を可能にすることは、演技中、歌唱中のパフォーマンス向上につながります。
パワーブリーズプラスは、息を吸うとき負荷をあたえ、その際に使われる筋肉を鍛える吸気筋トレーニングが行えます。
B’zのボーカル稲葉浩志さんが使用していることでも有名な器具ですが、プロの声優も愛用しています。
化学的な臨床データに基づく高い信頼性を得て、アスリートはもちろん、歌手や舞台俳優、管楽器演奏者にいたるまで、世界中でたくさんの方々に愛用されている器具です。
もちろん私も使用しているので、自信を持っておすすめできます。
1日2回、1セット30呼吸でOK!手軽に呼吸筋を強化することが可能です。
息の強さは声の強さに直結します。
強い声が出せない、息が続かないなど、そんな悩みを抱えている人は、ぜひパワーブリーズプラスで呼吸筋のトレーニングをしてください。
パワーブリーズプラスの効果
パワーブリーズプラスは、息を吸うときに負荷をあたえ、その際に使われる筋肉を鍛える吸気筋トレーニングが行えます。
4週間の呼吸筋トレーニングでは、吸気筋力を約40%も強化すると言われています。
呼吸筋を鍛えると以下のような効果が得られます。
・より深く、より強い呼吸ができる
・息切れや息苦しさを軽減する
・呼吸が楽になり、全身の疲労感を軽減する
・タイムトライアルが速くなる
・持久力が向上する
自分の呼吸筋の強さを実感してみよう
声優・俳優・歌手にとって呼吸筋はとても大切な筋肉です。
人より長く息が続くことや、人より大きな声が出るというのは強い武器になります。
一度、ロングトーンで自分の心肺機能、呼吸筋の強さをチェックしてみましょう。
息を吸い、出しやすい音程で「ま〜〜」とできるだけ長く声を出し続けてください。
か細い小さな声でやっても意味はありません。
普通の大きさの声で、同じ息の量、同じ音程で出し続けましょう。
プロとアマの境界線は30秒だと思ってください。
いかがでしたか?
30秒以上、声を出すことができたでしょうか。
恐らく多くの人が30秒も息が続かなかったのではないでしょうか。
声優・俳優・歌手にとって息が長く続くというのはとても大事なことです。
筋トレと同じでパワーブリーズプラスを使い始めてもすぐに効果は実感できないかもしれません。
ですが、科学的に効果が証明されている器具なので、信用して毎日欠かさずトレーニングしましょう。
1年、2年と続けることで着実に呼吸筋が鍛えられていきます。
パワーブリーズプラスの種類
パワーブリーズプラスは標準負荷(グリーン)、重負荷(ブルー)、超重負荷(レッド)の3種類があります。
訓練強度によって色分けされているのですが、個人的におすすめなのは重負荷(ブルー)です。
私も最初は重負荷(ブルー)を購入しましたが、特に問題なく始められました。
パワーブリーズプラスには負荷調節ノブが付いていて、ノブを回して負荷レベルを調整できます。
相当体力に自信がないという人でなければ重負荷(ブルー)から始めても大丈夫です。
毎日続けることで徐々に負荷レベルを上げていくことができますので、ゆくゆくは超重負荷(レッド)にたどり着けるように頑張りましょう。
ちなみにB’zのボーカル稲葉浩志さんは超重負荷(レッド)を利用されています。
使用方法
購入した時の説明書にも書いてありますが、ここでも簡単に使用方法を説明します。
トレーニング方法はとても簡単です。
①はじめは目盛を最も軽い負荷レベルに合わせます。
マウスピースを口にくわえ、ゆっくり長く口から息を吐きだします。
②次に素早く一気に、2秒くらいで口から息を吸い込みます。
③また息をゆっくり長く吐いてから、強く吸うを繰り返し行ってください。
ポイントは腹式呼吸です。
吐くときにお腹をへこませて、吸うときにお腹が膨らむように意識しましょう。
以下の公式ホームページでは動画でも説明されているので参考にしてみてください。
最後に
声優・俳優・歌手の養成機関では外側の筋肉、腹筋や背筋を鍛えていくトレーニングを行います。
しかし、声を出すときに腹筋や背筋は補佐的な役割しかありません。
声を出すとき、声を、お腹を支えてくれるのは外側の筋肉ではなく内側の筋肉です。
つまり呼吸筋ということになります。
この呼吸筋を鍛える方法というのはどこの養成機関でもなかなか教えてくれません。
鍛える方法として一番おすすめなのは水泳です。
全身運動なので、呼吸筋だけでなく、全身の筋肉も鍛えられます。
しかし、水泳は手軽に始められるトレーニングではありませんし、ジムに通うことになれば毎月お金がかかります。
パワーブリーズプラスであれば一度買ってしまえば、何年もトレーニングに使用することができます。
1日5分ほどで簡単に始められる呼吸筋のトレーニングです。
声優・俳優・歌手を目指すなら、パワーブリーズプラスで呼吸筋を鍛えましょう。