今回は「ナ行」「ハ行」の発声・活舌練習集の簡易編を紹介していきます。
声優を目指すのであれば基礎である発声・活舌練習は毎日やるように心がけましょう。
自分の苦手な行を理解し、集中的に鍛えていくこともとても大事です。
発声・活舌はやればやるだけ鍛えられます。
毎日の積み重ねがあなたをプロの声優に近づけてくれます!
ナ行の発声・活舌練習集 簡易編
なにぬねの にぬねのな ぬねのなに ねのなにぬ のなにぬね。
なにぬねの にぬねのな ぬねのなに ねのなにぬ のなにぬね。
なまむぎ なまごめ なまたまご。
生麦 生米 生卵。
きょうの なまだら なら なま まながつお。
京の生鱈 奈良生学鰹。
このくいの くぎは ひきぬきにくい くぎ。
この杭の釘は 引き抜きにくい釘。
あの あいぬの おんなの ぬう ぬののなは なに。あの ぬのは なのない ぬのなの。
あのアイヌの女の縫う布の名はなに。あの布は名の無い布なの。
ぬるぬるの ぬるゆで ぬくぬく。
ぬるぬるのぬる湯で ぬくぬく。
なせばなり なさねばならぬ なにごとも ならぬは ひとの なさぬなりけり。
なせばなり なさねばならぬ何事も ならぬは 人のなさぬなりけり。
あのなげしの ながなぎなたは たが ながなぎなたぞ。
あのなげしの長なぎなたは 誰が長なぎなたぞ。
みなとの ながまち なな まがりにくい ななまがりだ まがってみれば なな まがりやすい ななまがり。
湊の長町 七曲がりにくい七曲がりだ 曲がって見れば 七曲がりやすい七曲がり。
なだだな なだだな なだ なのだな。
灘だな灘だな 灘なのだな。
ながまちの ながまゆげ。
長町の長眉毛。
ながまちの ななまがり ながい ななまがり。
長町の七曲がり 長い七曲がり。
なせばなり なさねばならず なるものを なさぬはひとの なさぬなりけり。
なせばなり なさねばならず なるものを なさぬは人の なさぬなりけり。
おやに にぬこは おにっこ。
親に似ぬ子は 鬼っ子。
このくいの くぎは ひきぬきにくい くぎ ひきにくい くぎ ぬきにくい くぎ くぎぬきで ぬく。
この杭の釘は 引き抜きにくい釘 引きにくい釘 抜きにくい釘 くぎぬきで抜く。
どじょう にょろにょろ みにょろにょろ あわせて にょろにょろ むにょろにょろ。
どじょう にょろにょろ 三にょろにょろ 合わせて にょろにょろ 六にょろにょろ。
くにゃくにゃっと まげるしんにょうは しんにゅうとも いう。
くにゃくにゃっと曲げるしんにょうは しんにゅうとも言う。
ハ行の発声・活舌練習集 簡易編
はひふへほ ひふへほは ふへほはひ へほはひふ ほはひふへ。
はひふへほ ひふへほは ふへほはひ へほはひふ ほはひふへ。
ようひしの ひょうしの ひひょうしゅう。
羊皮紙の表紙の批評集。
ひばちのひ ひろしまのひも。
火鉢の火 広島の紐。
ははの ほほに ほほえみを み はやおは ほっとした ははの ひにくな ほほえみ ははは ははなりの ほうふや ひはんを もっているのだ。
母の頬に ほほ笑みを見 速男は ほっとした 母の皮肉なほほ笑み 母は母なりの抱負や批判をもっているのだ。
ひとの ひは ひとぞ にくみて ひとすれば わがひを ひとぞ しれど ひとせず。
人の非は 非とぞ憎みて非とすれば 我が非を非とぞ 知れど非とせず。
はちひきの はちが はちこうの はげばちびたいを はちはり さした。
八匹の蜂が 八公の禿げ鉢びたいを 八針刺した。
やしの みを ひひが くい ひしの みを ししが くう。
椰子の実を狒々が食い 菱の実を獅子が食う。
ひろしまの ひもで ひばちを しばる。
広島のひもで 火鉢を縛る。
ははおやは ははのひに はーふこーとを もらい はなはだ うれしく ほほを そめたとは ほほえましい ははは ははの ははより あさはかな はは。
母親は 母の日にハーフコートを貰いはなはだ嬉しく頬を染めたとは ほほえましい母は 母の母より あさはかな母。
ふるももの きの ふるぼろ ふるももの きの ふるぼろ うらの ふるもものきに ふるぼろ ふりかけた。
古桃の木の古ぼろ 古桃の木の古ぼろ 裏の古桃の木に古ぼろふりかけた。
ひとおおき ひとのなかにも ひとぞなき ひととなれひと ひととなせひと。
人多き 人の中にも人ぞなき 人となれ人 人となせ人。
ひょうぶが まえを ぎょうぶが とおる ひょうぶが びょうぶを ぎょうぶが もたずば ぼうずに かわせて しょうぶが ぼうずの びょうぶにしょ。
兵部が前を刑部が通る 兵部が屏風を刑部が持たずば 坊主に買わせて しょうぶが坊主の屏風にしょ。
びんごの びんぼうな おぼうさん ぶんごへ いって ぶんごの びょうぶに びんぼうな おぼうさんの えをかいた。
備後の貧乏なお坊さん 豊後へ行って 豊後の屏風に 貧乏なお坊さんの絵を書いた。
ぶぐばぐ ぶぐばぐ みぶぐばぐ あわせて ぶぐばぐ むぶぐばぐ。
武具馬具 武具馬具 三武具馬具 合わせて 武具馬具 六武具馬具。
きのう ごしょう きょう ごひょう。
昨日 五升 今日 五俵。
びよういんと びょういん びょういんと びよういん。
美容院と病院 病院と美容院。
けびょうが いびょう じびょうは がんびょう よびょうに はいびょう。
仮病が胃病 持病は眼病 余病に肺病。
ほほに うかべる わらいは ほほえみ ほほにつける べには ほーべに ほほに かぶるのは ほっかぶりともいうが ほーかぶり あるいは ほーかむりが ほんとう。
頬に浮かべる笑いはホホエミ 頬に付ける 紅はホーベニ 頬にかぶるのはホッカブリとも言うが ホーカブリあるいはホーカムリがほんとう。
ふじのねを ふりさけみれば きのう きょう ふりこう ゆきの ふかきいろかな。
富士のねを 振りさけ見れば 昨日今日 振り交う雪の 深き色かな。
ぼんござ ぼんまめ ぼんごぼう。
盆ござ 盆豆 盆ごぼう。
どうほうちょう でんせんびょう よぼうびょういん よびょうよぼう よぼうびょうしつ。
同朋町 伝染病予防病院 余病予防 予防病室。
かえるぴょこぴょこ みぴょこぴょこみぴょこぴょこ あわせてぴょこぴょこ むぴょこぴょこ。
蛙ぴょこぴょこ 三ぴょこぴょこ三ぴょこぴょこ 合わせてぴょこぴょこ 六ぴょこぴょこ。